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マルチタスクは生産性を引き下げるみたい

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今日はアメリカ心理学会のマルチタスク研究の最新レポートについて紹介します。研究によると、マルチタスクしている人自身は自身の生産性が上がっていると感じているのに、実際にはほとんどの人の生産性は下がっているみたいです。

なんでかっていうと、私たちがマルチタスクしていると思っている活動の多くは、実際には複数の個別タスクを絶えず切り替えているだけにすぎず、この切り替えに費やす労力が生産性を引き下げてしまうからです。タスク切り替えの回数が増えれば増えるほど、頭をそのタスクに対応できる状態に順応するための時間が無駄になります。

マルチタスクってのは複数のタスクを同時に実行することなのですが、実際にはタスク切り替えを行っているだけってのはちょっと悲しいですね。

ただ、このマルチタスクってのは、頭を使う複数のタスクを行うのは難しいのであって、頭を全く使わないタスクと使うタスクを組み合わせることはできます。たとえば、ランニングしながら、音楽や講義を聞いたり、私も今やっているのですが、ホワイトノイズを聞きながらタイピングしたりなんてのは、まさにそうなんですね。

コツは頭と身体を組み合わせることですね。これで生産性が上がること間違いなしです!

ゲアリー・ケラー
SBクリエイティブ
2014-06-20


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