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台湾の大学進学率がすごい件について

みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日は台湾の大学進学率についてお伝えできたらと思います。

疑問
台湾からの留学生は海外のあちこちでも見かけるけど大学進学率はどのくらいなんだろう?
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気になってしょうがないので調べてみることにしました

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台湾の留学生と話をしていたら大学進学率が高いことを知る

台湾からの留学生とご飯を食べていたら、大学進学率についての話になりました。その方曰く、ほぼ100%とのこと。またまた、ご冗談をって思って帰宅後調べてみたら、本当に97%もありました笑

映画『悲情城市』を観て台湾の大学進学率は低いと思っていた

侯孝賢監督の映画が好きでよく見るのですが、日本の統治下にあった台湾では大学に進学して教師になるのは珍しい存在のように描かれていた(気がした)ので、こんなに進学率高いとは思いもしませんでした。確か作中では呉寛榮という名前で小学校の先生役の人が出ていましたね。インテリゲンチャ的な立ち位置でした。

侯孝賢監督の映画は本当におすすめなのでみなさんもぜひ見てください!非情城市の他にも戯夢人生もすばらしいです!

台湾の大学進学率が高い理由

台湾の場合、中国との関係もあって地政学的リスクが高いことから、学歴をつけることで有事の際でも他国へ居住できるというリスクヘッジの側面がありますからね。

また、日本とは異なり、台湾では修士卒、博士卒が正当に評価されるという文化があることも一因といえそうです。(日本では新卒一括採用の文化が依然として存在し、一部専門職を除き博士課程は就職に不利と言われておりますからね。年齢制限を嫌って新卒の学生、特に文系の学生なら大半は四大卒ですぐ就職しますからね。)

大学進学率と経済発展度

ちなみに日本の大学進学率は63%、アメリカは85%です。大学進学率とその国の経済的発展度を比較してみると、やっぱり相関関係はありそうです。下位はほぼアフリカの国ですからね。

こういうの調べてみると大学進学した方がいいかもって思っちゃいますね。

無理してまで大学に行く必要はないと思うけど

ただ、中卒、高卒だったとしても、生きていける日本社会の方がある意味健全なのかなって思いますけどね。学習意欲がないのに、高等教育を受けたとしても、それは本人にとっても、学校にとっても不幸かもしれませんし。学歴ってものさしでしか測れないのもちょっとなと思います。特に働き始めたら学歴よりもこれまでの職務経験が評価されるようになりますからね。

とはいえ、昨今の子どもの貧困の問題のように、教育格差がそのまま次世代の収入格差につながりかねないってことを考えると、やっぱり大学にほぼ全員が進学できるっていう社会はうらやましいですよね。金銭面が原因で大学に行きたかったけど通えなかった方、知り合いにも複数いましたからね。

社会経験という面からみると少し遠回りしたことになるかもしれませんが、自身のやりたいことを4年間、あるいはもっと長い間、腰をすえてじっくり学べるっていうのは一生ものですしね。

そういうことで、日本も大学に行きたいと望む人はみないける、そういった台湾のような世の中をめざしていかなきゃです!

学は身を助けるっていうのは本当だと思いますので、行けるのであれば行った方がいいかもと

近くて遠い国、台湾のこともっと知ってみたいですね

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