みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日は新作が発表されると話題の『サクラ大戦』についてです。これまでさっぱりこのコンテンツに触れる機会はなかったのですが、せっかくの機会なのでまずは映画だけでも見ることにしました。
Contents
バックグラウンド
・ゲーム未プレイ(当時はセガサターンやドリームキャストを持っていなかったため。後日プレステ2でもシリーズが発売されたようですが、そのころはスポーツ系のゲームにはまっていました)
・幼稚園とかの頃にCMで何度もきいたことがある(確かワンピースの合間のCM。サクラ大戦3やサクラ大戦4のCMも聞いたことある)ので音楽はサビだけ知っている。
・WikipediaやYoutubeのプレイ動画でざっくりとしたあらすじやキャラクターだけ把握。
『サクラ大戦 活動写真』とは?
サクラ大戦シリーズにおける時系列
サクラ大戦3~巴里は燃えているか~から、サクラ大戦4~恋せよ乙女~の間に発生した出来事です。原作中では1926年の下半期頃のお話ですね。
大神一郎はイケメンだった
味方の危機的状況にかけつけた大神一郎はイケメンでしたね。彼がサクラ大戦シリーズでとても人気があったのも頷けます。本当に頼りになるって感じです。サクラ大戦というと華撃団隊員に目が行きがちですが、実は大神一郎の物語なのかもしれませんね。
泉鏡花原作の『海神別荘』のあらすじ知らないと理解するのは難しい。。
歌劇中に芝居のあらすじが変更されて突然アドリブが始まるのですが、そもそもの『海神別荘』のあらすじを知らないのでどこがどう変更されたのかわかりませんでした。青空文庫に上がっていて無料で読めるので是非読んでみてください。
原作の内容
原作の方は平たく言うと、海神の継承者である公子と、(最初は嫌々嫁がされた)美女が、押し問答の上、最終的にはお互いを認め合い結婚するっていう内容です。
映画ではこう描かれた
合理性を重んじ、目的のためには手段を選ばない (例:敵を倒すためには時として仲間さえも犠牲にする)新入歌劇歌劇団員のラチェットという方が公子役をつとめ、(合理性はないけれど、仲間との絆、情ややさしさを重んじ、それゆえに固い結束で結ばれる)ヒロインの一人であるさくらが、美女役をつとめました。
アドリブの部分では主に、ラチェットが私は目的を達成するために時には手段を選ばずに強くあるべきだ的なことを述べているのに対し、さくらはそれは違う、優しさが大事と反駁していました。アドリブの場面では、ラチェットは自分の方法が正しいにもかかわらず、さくらたちの方が物事うまく進んでいるという焦りや嫉妬に入り混じった感情がみてとれます。(最終的に和解しましたが。)
ラストが唐突すぎて尺が足りなかったのかもと
ラストは唐突に終わってしまい、もっと歌劇の内容深掘りしてもよかったんじゃないかな、これだけじゃ映画を見たちびっこ何やっているか分からなかったのではないかなと思いつつも、後になって調べてみるともともとはもう少し長尺で放映される予定が、他の映画作品と抱き合わせで放映されることとなり、急遽尺が短くなったということ。どうりでよくわからない終わり方をするものだと。
ということで今日はこんな感じです!