スピードラーニングとか巷で流行っている英語学習について

よくテレビやラジオをみていると、石川遼君がこれで英語がしゃべれるようになりましたってスピードラーニングを宣伝してますよね。
これって実際に英語の学習に役に立つのかちょっと考えてみました。

まず、うたい文句に聞き流すだけで英語がマスターできるというものがあります。
赤ちゃんは、聞いているだけで母語をマスターできるから、英語も聞き流すだけでマスターできる、というロジックですが、これはやっぱりちょっと無理がありますよね（笑）

というのも、私たちが子どものとき、日本語を覚える際も、これなにって指でたとえば「リンゴ」を指して、親に「リンゴ」って教えてもらうプロセスを通じて学習しているからです。いわば、単語のつみかさね学習といったところでしょうか。その意味で、ちょっとうさんくさいなって感じる部分はありますね。

とはいえ、スピードラーニングにもいくつか利点はあるのかなと思います。
その一つは、私たちが英語に触れるきっかけづくりになることです。英語の勉強って難しそうって思っている人たちにとっても、「聞き流すだけで」という文言につられて、英語学習を始めます。このように、スピードラーニングは私たちの英語学習のハードルを下げる力を持っていると思います。

また、何もやらない人と比べて、毎日1時間英語を聞いている人は、英語を聞き取れるようになるのではないでしょうか。

ということで、私の結論としては、英語学習を何もやらないよりは、スピードラーニングはやったほうがいいということです。
※私は、もちろんスピードラーニングという勉強法はとらず、正攻法でいきますが。。

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