グローバリズムを積極的に推進してきたアメリカが、自らの手で民族を分断し「アメリカ人優先政策」を掲げる大統領を当選させたというのは時代のうねりを感じますね。個人的には、このトランプ大統領の登場が、不法移民の流入など行き過ぎたグローバリズムを是正することで、さらなるグローバリズムの発展に寄与することを期待しています。(トランプ大統領が一旦、グローバリズムを見直すことにより、かえって、グローバリズムの進むスピードは速まるのではないかと思いますね。)
アメリカ留学についても、検討している学生からは、アメリカでの外国人差別を恐れて、カナダなど他の英米圏へシフトするという動きが出始めています。これについては、最終的には個々人の判断となりますが、私は今のところ、まだアメリカに留学する予定です。
というのも、①他の申請者が応募しなくなり、アメリカに留学しやすくなるチャンスだということ、②雇用ビザは削減されたわけではない、ということからです。自分自身がコモディティ化しないよう、(つまり、他の誰かに代替可能な存在とならないよう)、大学院では専門性を得られる勉強をしたいと思っており、その分野ではやはりアメリカが世界トップであることからです。
ちなみに、この政権発足についての海外経済の動きを簡単にお伝えすると、EUの銀行がアメリカへの貸し出し規制を検討しているみたいです。イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ大統領就任と「想定外」のことが二回も起こってしまったため、EUの銀行は特定の国に貸し出しが偏るのを防ぐねらいがあるみたいです。
トランプ大統領の発言には、世界が一喜一憂することになるかと思いますが、留学関連の情報につき、詳細が入り次第、またお伝えします!