【特集】アメリカで人種差別がひどい州について調べてみた

みなさんご機嫌いかがでしょうか。一般的にアメリカは南部の方が、人種差別がすさまじいと聞きますが、南部留学を志している私としては、そのあたりについて詳しく考察したいと思います。今回は、人種差別の激しい州についてピックアップしてご紹介します。

人種差別の激しい州の傾向

まずは簡単な傾向についてご紹介します。

  • 南部の人種差別はやっぱり激しい
  • 黒人奴隷制を採用していた歴史が関係している
  • 黒人だけでなく有色人種(アジア人含む)に対する差別も激しい
  • 移民に対しても快く思わない人がいる
  • 田舎はそもそも移民や外国人に慣れていないので人種差別も起こりがち
  • 教養のない地域でも人種差別は起こりやすい

人種差別の激しい州①:ミシシッピ州

ミシシッピ州は地理的にメキシコや南アメリカからの不法入国者の経路となりやすく、麻薬や犯罪が横行している地域です。

1955年におきたKKKによるエメット・ティル(黒人少年)のリンチ事件でアメリカ内でも「人種差別の多い州」として知られています。

ちなみに、ミシシッピでは「人種差別の象徴」として知られる南部連合旗を残しています。というのもミシシッピ州は南北戦争前、全米で最もリッチな土地だったが、敗戦後はすっかり落ちぶれてしまい、その影響で人種差別が色濃く残っているとのことです。

 

人種差別の激しい州②:アラバマ州

KKKの創設者ネイサン・ベッドフォード・フォレストはアラバマ出身で、今でもKKKの残党は活躍(?)しています。

キング牧師がアラバマの牧師であったこともあり、アラバマは黒人の市民権闘争の中心地となりました。第二次世界大戦後もしばらくは黒人と白人で生活スペースが隔離されていましたが、公民権運動の甲斐もあって今は表向きには差別はしてはいけないこととなっています。

なお、アラバマ州は異人種間結婚(主に黒人と白人の結婚を対象)を最後まで禁止していた州でしたので最も人種差別の激しい州の一つといえるでしょう。(なんと2000年まで禁止されていました!)

 

人種差別の激しい州③:テキサス州

テキサス州はメキシコと国境を接していることもあり、とりわけメキシカンには厳しい差別があります。

ちなみに、テキサスはアメリカで一番死刑の多い州で死刑囚は黒人やヒスパニックが多いです。

近年、物価や地価が他地域と比較して日本企業の進出も進んでおりますが、駐在の際は注意が必要ですね。

なお、日本出身の女性がフーターズで働いていたところ、客から黄疸という殴り書きが書かれたレシートを受け取るなんてこともありましたのでやっぱり激しそうですね。

人種差別の激しい州④:テネシー州

3年前のこととなりますが、テネシー州のメンフィスというところにある、ある倉庫会社で、二人の黒人従業員から、白人上司からサルと呼ばれていたそうです。いまだにこういった差別って残ってるんですね。

ちなみに、キング牧師はテネシー州のメンフィスのモーテルに泊まっていたところ、狙撃され命を落としました。そのモーテルは今は公民権について考える博物館となっています。

 

人種差別の激しい州⑤:ルイジアナ州

ジャズの聖地ニューオーリンズのあるルイジアナ州も実は人種差別の激しい州の一つです。

つい昨年のこととなりますが、ルイジアナ州のバトンルージュで黒人男性が警察官によって発砲され、命を奪われる事件が起きました。

この男性はCDを路上で販売していただけなのですが、いきなり羽交い絞めにされて発砲です。これは怖いですね。。

また、21世紀に入ってからも、黒人と白人の結婚を道義的に正しくないとして、結婚許可証を出さない例もあるみたいです。

すこし古い例にさかのぼると、ベトナム戦争当時、ベトナムからの難民がルイジアナに移住してきたのですが、激しい差別のため、カリフォルニア州に移住したそうです。

追記:南部留学中に身の回りで起こったこと

この記事はかなり読まれていますので、実際に留学して現地で感じたこと、私の身の回りで起こったことについて少しお話できたらと思います。(アジア系の学生だけで)レストランでステーキを食べに行ったのですが、会計時になぜか伝票ばさみが出てこず、レシートとペンだけを渡されたこと(どうやら招かれざる客だったみたいです)。アメリカ人の客には伝票ばさみ出てました。。あと、心なしか付け合わせの量が少なかったです。

それとアジア系留学生の友人が道を歩いていたら、自動車で近づいてきて(マックの)ケチャップを投げつけられるとともに、ching chang chong的な言葉を浴びせてそのまま走りさるなんてこともあったみたいです。どうやら、アジア系だけでなく黒人に対しても行われているとのことで、大学のフェイスブックの掲示板でもたまに情報が上がっています。自動車で近づいてきて、ドリンクやごみをぶつけたりするっていうのは割とよくある古典的な方法らしいです。

まとめ

今日はアメリカの人種差別の激しい州について紹介しました。当初想像していたとおりアメリカ南部が人種差別の激しい地域でした。一つ言えることは、現在も根強く人種差別が続く州は歴史的・社会的背景があるといえるのではないでしょうか。

差別の歴史は根深いのでいろいろと書物で学んでおく必要がありそうですね。上の本はとてもおすすめです!

あわせてお読みください!