経産省若手が書いた提言が示唆すること

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いやー、今日はオールでした。。
久々にしてみると、自分は結構体力あるんだなって思いましたね笑

さて、経産省若手が書いた提言書 について紹介します。

この提言書にかかれてることは、多岐にわたるのですが、一つ重要な点を述べると、かつては、人生に目指すべきモデル(男はサラリーマンで定年まで一つの会社で勤め上げ、女は専業主婦)がありましたが、今は、何をやったら合格、100点か分からない中で自分の生き方を決断しなければならないことです。

こういった「大きな物語」が終焉したことに若い人たちは気付いているにも関わらず、なかなか「昭和の」社会制度(例:新人は3年下積み、年功序列、世代間格差)自体は変わらない、
そういった事に対する焦燥感を抱いている人は少なくありません。
その結果、極端から極端に走る人も中にはいます。(例:新卒が仕事数ヶ月で突然やめてフリーランス 、ただそれもなかなかうまくいかないので、マルチ商法にはまるなど)

こういった問題を解決するためには、 やはり、権威の規律性に頼るのではなく、「自由の中にも秩序があり、個人が安心して挑戦できる新たな社会システム」を構築する必要があるとのことです。

書いてあることはもっともで、現代の新しい価値観と、「昭和の標準モデル」を前提に作られた制度と、それを当然と思いがちな価値観が複雑に絡み合うことで、なかなか変革が進んでいかないんですよね。

本文後半では、子どもへのケアや教育を社会に対する投資ととらえ、必要な予算を確保するよう、財政のありかたを抜本的に見直すとのことです。ただ、ここで問題になるのが、選挙です。というのも、子どもは投票権ないので、大票田である高齢者よりも子どもにパイを優先的に渡す政策を行うと、ハレーションを巻き起こすこと必死です。。

ハレーションを起こさないようにするためには、何よりも高齢者に、将来のために子どもへの支援をする重要性について知ってもらうこと、そういったパブリックリレーションを地道に行っていくのが重要なのではないでしょうか。


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