みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日はアメリカ留学の話題になると巷でよく聞かれる「アメリカの大学は入学するのが簡単で卒業するのは本当に難しいのか?」という話題について解説したいと思います。
結論から申し上げると、アメリカの大学は入学するのも卒業するのも簡単です!(ただし、学部生と修士生の場合)
留学生はout-state tuition払ってくれるし、(車買うなど)金払いもよく地元経済に貢献することから、(私の所属する)地方の財政的に芳しくない州立大学では重点的な採用対象となっています。
卒業率が低いなんてことになると、誰もその大学に入学しなくなってしまい、大学運営そのものが鳴りたくなってしまうので、そんなことするわけがありません。
特に留学生には長くとどまってほしいので、たとえばESLに数年在籍させて授業料を取るという手法は私の大学でも特に力を入れていたりはします笑
できるだけ長く授業料払わせたいってことですね。ですから、大学側にとっては授業料の納入が途絶えてしまう退学よりも留年っていう手法を好んで使います。
卒業が難しいのではっていう話をちょうど中国人留学生とラボでしていたら、それはまだ留学する人が少なかった1980年代~1990年代までで中国でアメリカの卒業率が低いという話を真に受けているやつはほとんどいないってことでした。どうみたって俺たちは上客だろうでしょう、って。
たしかに自分の身の回りを見ても、みんな卒業してますね。ドロップアウトしたっていう話は聞いたことがないです。(お金が足りなくなったから、ワンセメスター休んでまた戻ってくるよって言ってた苦学生のアメリカ人なら知っているけれど、その方も留年するけど、いずれ卒業するでしょうからね。)
この大学が乱立する時代に卒業できなくしたら、大学側も学生も不幸になっちゃいますからね。
先に述べた話が当てはまるのは学部生と修士であって、博士課程はまた違うのかなと。というのも、博士課程は、お金を払って学ぶ従前のお客様ではなく、Research assistantやTeaching Assistant等の職につき、いわば戦力としてカウントされるからです。
また、修士・博士一貫制で学業面でついていけなくなってしまうと修士で打ち止めなんて例もありますから、博士課程は勝手が違い大変そうです。
以上から、そこまでアメリカの大学に対して怖がらずに学部生・修士生であれば気軽にチャレンジしてもいいのかなと思った次第です!
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