日本の自殺者数は2003年をピークに減少しているなど

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みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日はふと気になった年間自殺者数の話題です。私が物心ついた頃から日本は不景気でそれに伴って自殺者数も増えているっていう報道があったと思うのですが、最近めっきり聞くことがなくなったので調べてみました!

なんと自殺者数は2003年の3万4427人をピークに減り続けていて、2018年度は2万598人だそうです。もうすぐ2万人を割りそうですね!とても良い傾向かなと思いますのでその原因についてちょっと考えてみたいと思います!

完全失業率の低下
完全失業率・・・完全失業者数(働く意思があって仕事を探したけれど見つけることができずに一年間一度も働けなかった方の数)を、労働力人口(15歳以上の人口)で割ったもの。率が低ければ低いほどよい。

2003年の完全失業率を調べてみたところ何と5.3%もあったのですが、2018年の完全失業率は2.4%となっており半分以下ですね。高齢化などもあり人出不足が深刻とも言われていますから、職につきやすくなって雇用も安定したっていうことがあげられますね。

インターネットの普及による社会の見える化と中産階級神話の崩壊

『一億総中流社会』なんて言葉が昔はあったみたいですが、インターネットの普及に伴い、みなが他地域や他者の待遇などにアクセスしやすくなり、図らずして格差に気づかずにはいられなくなりました。たとえば、経済的安定を求めて地方から都市に来る若者は増えましたし、逆によそはよそ、うちはうちとあきらめの気持ちを持ちやすくなったのではないでしょうか。

思うに、昔は中産階級神話があって人と違って職を失って経済的に困窮してしまったり、健康的不安を抱えたりなどの理由から思い詰めてしまう方もいらっしゃったかもしれませんが、今は格差があるのはむしろ前提、スタートラインは人と違って当たり前、持っているカードで勝負するしかない、というある意味、以前存在していたきれいごとはなくなってしまい、身もふたもない世界になってしまったのではないかなと。

ですから、下手に周りにあわせなきゃ、キャッチアップしなければっていうのがなくなってけっこう気持ちが楽になった方もいるのではないでしょうか。

また、趣味・嗜好の多様化も広がるとともにネット上で同じ趣味・嗜好を持つ人と連絡を取りやすくなりましたし、大きな病気を患ってしまったとしても同じ病気を持つ方々でつながりやすくなったってのもありますからね。

ということで、明るいニュースはそれほど多くはないかもですが、なんだかんだで今の時代って悪い時代ではないんじゃないのかな、そう思った次第です!

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