再開発前の下北沢に思いを馳せて

みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日は再開発前の下北沢の思い出についてです。

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『開かずの踏切』は風情があった

住んでたのはもう何年も前、学生時代になるのですが、開かずの踏切で小田急の電車が通り過ぎるのを5分位眺めているのはとても風情がありましたね。

下北沢の開かずの踏切
朝の混雑時等ラッシュアワー時に数10分程開かないことで有名だった。(ひどいときには50分以上開かないことも。。)

下北沢の開かずの踏切は上記画像の通りです。当時は北沢タウンホールの近くに住んでいたので、本多劇場やオオゼキがある側から一番街方面に行くためのこの踏切を待つ間の時間は、みなさんどことなく楽しげな感じでとても印象にのこっています。

  私も古着とか買おうかなとか、先輩のバイトしている飲食店に行こうかなとか、特に用もないのに人を見るためにこの踏切を渡ったりしてよくよく考えてみるとこの踏切通る時は基本的に楽しい事考えてましたね。

再開発後はほとんど行けていないのですが、先日パンケーキ食べにいったときに寄ってみると既に開かずの踏切はなくて時代の変遷を感じましたね。

駅前はどこにでもあるような新しい建物になっていた

昔の下北沢のあのボロさ、ホームの狭さが脳裏に焼き付いているのですが、今はもうありません。線路の数を増やす工事を行ったということもあって、あれだけ印象的だった駅が利便性は向上したものの、今はもうどこにでもあるような風景になってしまったのがちょっと悲しくはありますよね。

利便性と風情の合間で。。

利便性・安全性を重視すれば、下北沢の再開発は当然のことだと思いますし、私もそれ自体は推し進めていくべきだと思いますが、趣を感じていたあの踏切であったり駅構内は一変してしまったわけで、思い出がなくなってしまうのは少し悲しくもありますね。

今ある風景っていうのはいつまでもあると思わないで大切にしていきたいですね。

ということで今日はこんな感じです!