STEM専攻修士生の企業における待遇とトランプのH-1Bビザ厳格化について

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Twitter界隈でアメリカにおける難関大学卒業と企業待遇の関連性についての議論が盛り上がっていたので私も触発されて少し記事を書いてみたいと思います。STEM専攻の卒業生の給料についてはpaysaで確認できます。私もざっとみてみましたが、バークレーやスタンフォード等難関大は給料の中央値がかなり高くて130,000ドル超がざらです。

一方、中西部等田舎の州立大学はというと、中央値が90,000ドルといったところ。日本で数年働いた私からしたらそれでも十分高額です。(もちろん、給料のためだけにこの分野を学んでいるわけではないですけど、やっぱり気になるところではあります。)

現段階の私の能力はアメリカに留学している修士の中で明らかに下の方に位置しているので、念のため田舎の大学院STEM専攻の給料の下限を調べたところ60,000ドルでした。日本で働いていた身としてはそれでも幾分高いので、どこかしらの企業に入れるようがんばります笑(実際は、アメリカは解雇規制がゆるいのでもっともらわないと割にあいませんが。私見では日本にいた頃の1.5倍~2倍にならないとペイしない。)

さて、この待遇とH-1Bビザの関係性についてですが、新規のH-1Bは今後はこれまでの抽選ではなく、高度に卓越した専門的技能を持つ者に提供されるビザとなり、各州(の各地域)が定める4段階に若かれた賃金レベル2以上が対象となることがトランプの改革により予測されます。(レベル1:エントリーレベルで、レベル4が一番高地位かつ高収入)ちなみに、各州各地域ごとの賃金の調べ方はこちら。私の住んでる田舎は80,000ドルあればまぁ安泰ってところですが、サンフランシスコ・ベイエリアになると余裕で100,000ドル超えないといけなくなるので、なかなか狭き門(てかエントリーレベルでは無理なんじゃないかってだいぶ委縮してます笑)となると、田舎で職を見つけたほうがいいかなと。

一回optで働いた後、もしH-1Bが取れなければ日本それか他国で働く、あるいは奨学金もらえたとしたらアメリカの博士課程で学んで移民政策緩和に好意的な大統領が誕生するのを待った方がいいかもですね。悩みの種は尽きない笑ですが、リスクヘッジしつつこれからもがんばっていけたらと。いずれにせよ貴重な経験させてもらってます笑


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