映画の終わりの帰り道

みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日は完全にポエムになるのですが、映画の終わりの帰り道についてです。

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映画の終わりの帰り道はいつも楽しい

基本的に映画を見に行くときは友達と行くので、その帰り道に映画の感想について話すのが楽しいです。むしろ映画そのものというよりも、映画を題材に、友達と話すこと、そのことにとても価値があるように感じますね。

映画が終わった直後に観客の感想を聴くのも楽しい

スタッフロールが流れ終わり、観客のみなさんがぞろぞろと帰るのですが、その際にあのラストはこういう意味だとか、ちょっと難しかったねなんて言っているのを聴くと微笑ましい気分になりますね。

映画中の観客の所作も気になる

その昔、チャン・イーモウ監督、周冬雨主演の『サンザシの樹の下で』を観た時のことなんですが、文革の頃の話なので、平成生まれの私にはちょっと共感できる箇所がなかったのですが、周り見渡すと少しご年配であろう女性の方が(複数人)泣き始めて、ああこれは共感できる時代ってのがあるのだろうなってことを感じましたね。そういった話を帰り道に友達に共有するのが何とも言えなかったりします。

華山1914文創園區で観た『横道世之介』はとても良かった

台湾にちょっと滞在していたときに華山1914文創園區(台湾のハイソな芸術区)に足を運んで『横道世之介』観たんですが素晴らしい映画でしたね。お人好しの横道世之介とその周囲の話なんですが、終わった後に心が暖かくなるような内容ですばらしくて、この興行収入があまり伸びなかったマイナー映画を放映するに至った台湾の芸術区の皆様は見る目があるなと。帰り道、映画の感想を語りながら帰ったのも鮮明に覚えています。

映画よりも映画の終わりの帰り道が好きなのかもしれない

映画そのものっていうよりも、映画を媒体として事柄についてどう思ったか話し合うこと、また同じ映画を見ても他人は全然違う視点から考えているんだなってわかってとてもいいですね。

ということで今日はこんな感じです!