台湾次期総統候補・韓國瑜さんについて調べてみた!

みなさんご機嫌いかがでしょうか。最近何かと話題の台湾次期総統候補・韓國瑜さんについて今日はご紹介したいと思います。簡単ではありますが韓國瑜さんの略歴を紹介します!

韓國瑜さんとは?

台湾の政治家。中国国民党の議員で外省人。台湾南部高雄市の市長で2020年の台湾総統選挙の国民党側の立候補者。過激な言動で知られる。野党民進党の長年の地盤であった高雄市で20年ぶりに国民党市長の座に就く。

外省人という言葉も耳慣れない方がいらっしゃるかと思いますのでこちらについても説明します。

外省人とは?

 

1945年に日本が台湾統治から撤退して以降、台湾に渡り住んできた中国大陸の国民党員とその関係者の方々。以降、1987年の戒厳令を解除するまで国民党独裁政権を敷くこととなる。


日本統治から国民党統治への変遷については上の映画『非情城市』に詳しく描写されております。この映画も戒厳令解除されることになってから初めて作られるようになった映画なんですよね。

実際、日本統治下で偉い職にいた方が国民党が来た後ぼこぼこにされたり、官憲などが(批判をあびまくって)台北にいられなくなって、台南の方に引っ越していったという話は当時を知るご年配の方から直接日本語で聞いたことがありますね。

犬が去って豚が来た(狗去豬來)っていう有名な差別用語もありますからね。

中国国民党とは?

 

1919年孫文が結党。中華民国を反共主義を掲げ、もともとは中国で活動していたものの中国共産党と内戦を起こし台湾に逃亡。その後台湾を掌握し与党として長年に渡って政権を担当。近年は野党の民進党が台頭し国民党は下野した。近年は中国政府との結びつきを強めている。外省人を中心に支持されている党。

民進党についても簡単にご紹介させていただきます。

民進党とは?

正式名称:民主進歩党。台湾史上初めての野党で現政権党。環境政策・反原発・人権などリベラルな主張で知られる。中国との関係性についてはより強い態度で臨むという立場。支持者の中には台湾独立を掲げる人も少なからずいる。内省人を中心に支持される。

さて、背景知識の説明も終わり、ここからは本題の韓國瑜さんについて述べられたらと思います。

韓國瑜さんは台湾のトランプ大統領かも?

韓國瑜さんですが、いわゆるエリート主義でエスタブリッシュメントを好むというよりも反エリート主義を掲げていてそのあたりが支持を集めている背景の一つです。これについてはアメリカのトランプ大統領に共通するものがありますね。また地元の方々の雇用創出などを政策の一つとして掲げており、このあたりも支持されている一つです。

度々の遅刻癖

日本からの議員や教授と面会するときに30分程遅刻をしていて顰蹙を買っており現地メディアでたびたび取り上げられています。これは戦略的かつ意図的に遅刻をしているとされています。

このあたりも日本を注視していないという意図的なメッセージなんでしょうか?

東大東洋文化研究所の松田康博先生との遅刻に関するトラブルも

この韓國瑜さんですが、東大の東洋文化研究所の松田先生が打合せに25分も遅刻してきたと発言して松田先生とトラブルになっています。松田先生サイドは打合せ時刻と打ち合わせ場所を直前に変えたのは韓國瑜さんサイドでこのやり方は理解できかねるとしてFacebook上で抗議しています。

なお、その後、韓國瑜さんサイドが松田先生に謝罪したことで両者は和解しました。無事トラブルが解決してよかったですね。

(意図的ではなかったかもしれませんが)自分の非を他人のせいにするスタイルってのは韓國瑜さん側に問題がありますよね。それにしても、松田先生側もfacebookで繁体字使って政治家に異議を申し立てられるのはすごいですね。(ちなみに松田先生は小室直樹先生に心酔していて、私の好きな教授の一人です。)

2020年の総統選挙で台湾総統になる可能性も十分にありうる

反エリート主義でポピュリズムに長けた方ですので、今後も支持を集めて2020年の台湾総統選挙に勝利する可能性も十分にありえます。日台関係は現在の良好な関係から(悪い方に)大きく変わる可能性がありますので今後も注視が必要ですね。(その分、両岸関係(中国と台湾の関係)は経済的には安定する可能性もありますが。)

ということで今日はこんな感じです!