みなさんご機嫌いかがでしょうか。最近何かと話題の台湾次期総統候補・韓國瑜さんについて今日はご紹介したいと思います。簡単ではありますが韓國瑜さんの略歴を紹介します!
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韓國瑜さんとは?
外省人という言葉も耳慣れない方がいらっしゃるかと思いますのでこちらについても説明します。
外省人とは?
日本統治から国民党統治への変遷については上の映画『非情城市』に詳しく描写されております。この映画も戒厳令解除されることになってから初めて作られるようになった映画なんですよね。
実際、日本統治下で偉い職にいた方が国民党が来た後ぼこぼこにされたり、官憲などが(批判をあびまくって)台北にいられなくなって、台南の方に引っ越していったという話は当時を知るご年配の方から直接日本語で聞いたことがありますね。
中国国民党とは?
民進党についても簡単にご紹介させていただきます。
民進党とは?
さて、背景知識の説明も終わり、ここからは本題の韓國瑜さんについて述べられたらと思います。
韓國瑜さんは台湾のトランプ大統領かも?
韓國瑜さんですが、いわゆるエリート主義でエスタブリッシュメントを好むというよりも反エリート主義を掲げていてそのあたりが支持を集めている背景の一つです。これについてはアメリカのトランプ大統領に共通するものがありますね。また地元の方々の雇用創出などを政策の一つとして掲げており、このあたりも支持されている一つです。
度々の遅刻癖
日本からの議員や教授と面会するときに30分程遅刻をしていて顰蹙を買っており現地メディアでたびたび取り上げられています。これは戦略的かつ意図的に遅刻をしているとされています。
東大東洋文化研究所の松田康博先生との遅刻に関するトラブルも
この韓國瑜さんですが、東大の東洋文化研究所の松田先生が打合せに25分も遅刻してきたと発言して松田先生とトラブルになっています。松田先生サイドは打合せ時刻と打ち合わせ場所を直前に変えたのは韓國瑜さんサイドでこのやり方は理解できかねるとしてFacebook上で抗議しています。
なお、その後、韓國瑜さんサイドが松田先生に謝罪したことで両者は和解しました。無事トラブルが解決してよかったですね。
2020年の総統選挙で台湾総統になる可能性も十分にありうる
反エリート主義でポピュリズムに長けた方ですので、今後も支持を集めて2020年の台湾総統選挙に勝利する可能性も十分にありえます。日台関係は現在の良好な関係から(悪い方に)大きく変わる可能性がありますので今後も注視が必要ですね。(その分、両岸関係(中国と台湾の関係)は経済的には安定する可能性もありますが。)
ということで今日はこんな感じです!