Willy氏のブログ記事「この春、中学を卒業する君へ」がそのまま院生にも当てはまる件

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Thanks Giving Day の期間にアメリカで活躍する日本人の諸先輩方のブログを拝見していたのですが、今日はその紹介です。数理的観点から海外で生活するメリット・デメリットをエビデンスを交えて示してくださるのでウォッチしています。

ブログの管理人さんは、早稲田系列付属校(たぶん学院、本庄、早稲高)⇒早稲田の理工学部卒⇒東大数理科学研究科修士課程⇒日本の金融機関勤務(推測ですが、たぶんクオンツ)⇒アメリカで統計学博士課程⇒アメリカで教員っていう華々しい経歴です。

今日紹介する記事は、「この春、中学を卒業する君へ」です。この記事からインスピレーションを受けた点をいくつか述べたいと思います。

①数学はいくつになってもやり直せる

中学レベルの基礎があれば、やる気次第で学びなおせるとのことですが、まさに文系から院で理転した私にも当てはまっています。アメリカの数学は基礎をみっちり学ぶということもあり、小中で培った数学のスキルがそのまま生きています。

②自分の好きなことだけをやること

要は、楽なことではなく楽しいことをするってことです。

人間は大人になるにしたがって絶対やらなければならない事は減っていき、好きな事だけをやれば良くなっていく。それなのに、年齢を重ねるのにしたがって、嫌いなことを仕方なくやっている人が増えていくように見えるのはなぜなのだろう。それに対する僕の答えは「大人は楽をすることを覚えるから」というものだ。

この文章を読んだとき、ふと、社会人時代に面食らったことを思い出しちゃいました。それは、「俺には家族がいるんだ」ってことを(何も事を起こさない)前口上として上の人から言われたことです。私は別になんでも根源から変えていこうとするラディカリストではないんですが、その方の人生が楽しそうに思えなかった(というか生活のために働いていたのがありありだった)のがとても印象に残っています。

③一生懸命やって頂点を目指すこと

自分の手の届く範囲の目標設定ではなく、目的はできるだけ高く設定するとのことですね。一生懸命やるってことは自分が後悔しないことにもつながるってのは言いえて妙です。

④世の中の役に立つことをすること

ここが本文の肝だと思って、自身のやりたいことと世の中の役に立つこと(いいかえれば、社会の要請に応えること)をすり合わせる努力は常に必要だと思います。というのも、自身のやりたいことが必ず
しも社会の役に立つとは限らないし、自身が熱源となって他人、社会を巻き込んで、ソーシャルインパクトのあることを行っていくためには、社会との接点は不可欠だからです。若干語弊のある言い方ですが、象牙の塔にこもりっぱなしじゃよろしくないです。

ちょっと話は脱線しますが、純粋数学を専攻した方が(その分野では食っていけないことや社会からそれほど要請されていないことに気づき)、経済学や社会学に鞍替えしてその分野で多大な業績を残すってのはよくある話ですしね。

まとめ

ブログ記事の紹介とその感想についてお送りしましたが、一つ言えることは上で述べたことは、中学生にとどまらず、この世で生活する上での基本的な原則なのかなと思います。壁にぶちあたったときは、初心忘るべからずでこのブログ記事を読み返したいですね。


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