今日は昨日に引き続きチェルシー周辺とハイラインに行ってきました。ここは廃止された鉄道路線を再開発して約2km強の遊歩道としており、行ってみると主に海外からの観光客でごったがえしていました。
今日は風がものすごく強くてとても寒かった(実温度は2度程でしたが、体感温度は優にマイナス)ため、その昔、真冬に万里の長城に登ったことを思い出してしまいました。あのときはマイナス15度でロープウェイがとまり、私が当時つけていたマスクがかちんこちんに凍ってしまいました笑
1時間ほど歩きまわる中で一つ気づいたことがあって、日本でもこういった廃線を使った観光って流行るのかなと。というのも、特に田舎は明治時代に鉄道が敷かれた頃、街中ではなく、割と辺鄙な田んぼの真ん中に建てた例もままあるんですよね。なぜなら、当時の人が文明の進歩により鬼が来ると恐れたから。似たような例を挙げると、当時写真を撮ると魂がとられるという迷信が広がったこともあります。辺鄙な立地により現代、廃線になったところも多いので文化と絡めて形で観光推進しても面白いかなと思います。
ただ、金銭面が大きな問題かと思っています。ハイラインはセントラルパークより遊歩道等の環境整備にかなりお金を費やしているという印象を受けました。マンハッタンという素晴らしい立地だからこそたくさんの方が訪れるのであって、その投資も身を結びますが、ただでさえ人口減少の激しい日本の田舎だと投資に見合ったリターンが得られるかどうかは微妙というか相当厳しいですね。。
とはいえ、都市の再開発という点で、過去の遺産をいかした観光というのは参考になる部分が多いと思うので、日本でもどこかの自治体がやってみたらいかがでしょうか!
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