みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日は冬目景さんの『幻影博覧会』読了した感想についてお伝えできたらと思います。
できるだけ多くの方に作品を読んでいただきたいので直接的なネタバレは極力避けるようにいたします。
まずは『幻影博覧会』について簡単にご紹介します!
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『幻影博覧会』とは?
大人向け名探偵コナンって感じですかね。
冬目景さんに大正時代は似合っている
江戸ってなると黒鉄のような渡世人/無宿のアクションシーン、昭和だと前半の戦争は避けて通れないと思うのですが、個人的には冬目景さんはアクションっていうよりも心情描写に長けていると思うので、やっぱり平和でロマンとデモクラシーに溢れてた大正時代っていうのが和洋折衷あいまって冬目景さんに似合っているのかなと思います。
冬目景さんの好きな古い建築物であったり和洋両方の服装であったり自在に描ける時代っていうのはやっぱり貴重ですね。
とてもきれいにまとまっていた
アマゾンとかでレビュー見てみるともう一捻り足りないとか、伏線を回収していないなどけっこうな言われ方をされているのですが、確かに終わり方はちょっと淡白かなと思いつつもそれでもきれいに終わっていて私にとってはとてもいい終わり方だったのではないかなと考えています。
作中の登場人物「梅」が『黒鉄・改』の「狩野」にそっくり
登場人物の姿形・性格がそっくりすぎて、思わず同一人物なのかなと目を疑いました。冬目景さんの登場人物の中でメガネキャラはおっちょこちょいと決まっているのでしょうか。
また、あまりにも似ていたので『幻影博覧会』と『黒鉄・改』はパラレルワールドなのかもってふと考えてしまいましたね。
昔バーズで最終号だけ買ってた
実は連載時は全く見たことがなかったのですが、コミックバーズで最終号(2011年3月号)を購入してラストだけは知っていました。あらすじとか全く読んでなかったので関東大震災のくだりは?って感じだったんですが、全巻読んでみてやっと内容理解できました。
その後すぐに私は海外に出たのですが出先で日本でも大震災があったと聞き、若干のデジャブを感じたことはおぼろげではありますが記憶にありますね。
『幻影博覧会』の作品リンク
ということで今日はこんな感じです!