キャリアフォーラムに参加しないことにした理由

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みなさんご機嫌いかがでしょうか。日本に一時帰国した機会を利用して現在就活を考えています。留学生向けの就活方法としてはキャリアフォーラムが有名でボストン、ロンドン、東京等で行われているかと思います。しかし、私は今後の自身の(ソフトウェア・エンジニアとしての)ライフスタイルについて考えるにあたり、こちらのキャリアフォーラムはあまり参考にならないと思い参加しないことにしましたので、以下にその理由を書きたいと思います。
※海外に留学中で就職活動を行う機会が少ない学生にとってキャリアフォーラムの意義はとても大きいものだと思いますので、あくまで個人的見解ということをお含みおきの上、ご覧いただけますと幸いです。

エンジニアでも総合職扱いの企業が多く、実際に配属されるまで何ができるかどうかわからない

これは致命的だと思っていて、プログラマーとして採用されたと思っていても実際に配属されるとカスタマーサポート、IT営業メインやネットワーク周りの保守・運用などに回されることもあってリスクが大きすぎるからです。大企業であればあるほど、個人(とりわけ新人)の意向に対する融通も利きにくくなるので難しいところですね。

私は待遇はいいけれども自身のやるべきことが配属されるまでわからないという企業であれば、それは入社する意味がないと思っているのでソフトウェアエンジニアとしての求人を探します。

SIerの求人多し

技術力メインというよりも、先達から継承された古い技術によって、マンパワーで何とかするという風潮がありますが、(かかわっているシステムが大規模で、たくさんの人員も必要でそうせざるを得ない部分もあるので。。)それは私の目指しているところではありません。技術もあまり身につかないかと。

勤務先が固定ではなく、客先常駐や転勤がある企業が多い

大企業になればなるほど転勤先がたくさんありますが、私は日本で働くのであれば、東京それも湾岸部ではなく渋谷周辺で働きたいと思っているので、転勤先の多い会社は就職先として除外します。(個人的に総合職としての頻繁な転勤は人権侵害だととらえています。)

他にも、実際には客先常駐(東京23区内等勤務先もあいまい)で本社にはほとんど帰らない(悪名高き)SES企業の求人も多くあるので、こちらの企業に新卒で入るメリットはほぼないかと思います。
(ちょっと話はそれますが、日系のIT企業がSESモデルをアメリカで行っていて、しかもアメリカ在住にもかかわらず日本並みの単価なのでこういったのは現代版人夫出しといっても過言ではないですね)

ベンチャー企業の求人がほとんどない

人数20名未満のスタートアップがキャリアフォーラムで求人行っているというのはまれで(理由はキャリアフォーラム出店にあたり企業側も出店料出さないといけないから)、ベンチャー企業で働きたいと考えている自分にとってはやっぱり合わないと思ったからです。wantedlyや気になる企業のHPで直接求人申し込んだ方が可能性は高いかと。

とはいえキャリアフォーラムもメリットはあります

あくまで私個人の趣向に合わないというだけで、ファーストキャリアとして大企業への就職を検討している人にとっては数日でたくさんの企業の面接を受けられ、内定or最終面接に行けるまたとない機会ですのでぜひ参加していただければと思います。

繰り返しますが留学で就職活動する機会に乏しい学生にとってキャリアフォーラムは非常に重要な機会を提供していると思います。

今日はこんな感じです。



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