ブラックパンサー見に行ってきました!

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みなさんご機嫌いかがでしょうか。日本は公文書ねつ造の問題でてんやわんやしているらしいですが、これを機会に公文書でブロックチェーンが活用されるといいですね。あとは、今回の件をきっかけに、公的機関でやばそうな書類はそもそも表に出さず処分する、そういった風潮が広がるのではと懸念しています。

残念なことにもともと「性善説」で成り立ってきた運営が、ある不祥事をきっかけに「性悪説」へと舵を切るというのは今回の財務省を問わずよくあることです。権力者への忖度を常とする官僚制度において、ブロックチェーンの導入は時に官僚、ひいては行政府そのものの身を守ることにもつながるのでぜひ導入していただけたらと思います。

さて昨日のこととなりますが、友達と近所の映画館に「ブラックパンサー」を見に行きました。観客は私たち含めて10名ほど、チケットが7ドルだったのでそもそも経営成り立っているのが不思議なくらいです。

映画の内容は私の英語力不足で1/3程度しか聞き取れませんでした笑 字幕ないとけっこうきつい笑 内容はというとアメコミ原作でアクションテイストがとても強かったです。アベンチャーズとかそう言う映画と似たような感じです。

一つ特色を挙げると、ポリティカルコレクトネスの要素は少し強かったかなと。従来のアメリカ映画は白人が主役で登場人物も大部分が白人、黒人は(名)脇役といったポジションでしたが、この映画は登場人物や映画の主要人物がほぼ黒人で、一人だけ白人のおっさんがいるという展開でいつもの映画とは逆でした。この特異性こそが映画が売れている理由と感じた次第です。一緒に映画を見にいった友人も同様のことを話していました。

あと、気になったのはアフリカをステレオタイプ化しているのかなということです。日本のテレビでもアフリカを取り上げるにあたって、半裸のマサイ族がジャンプしているシーンをよく取り上げますよね。けど実際はアフリカってとても発展してきていてナイジェリアのラゴスはIT都市として栄えているだけに、この内容でいいのかなと。キャストの大半が黒人ですから出演されたみなさんはどう思っているのか気になっただけです。海外映画に出てくる日本のイメージは「ゲイシャ」とよく似たステレオタイプだと思うので、これはいかがなものかと。エンターテイメントとしては面白いとは思いますが。

とはいうものの、一見すると、アフリカは文明のない地域というステレオタイプのように思えますが、その実、レアな金属を使った高度な文明が栄えていたとの含みはこの映画を見ていれば何度もあったので、それがいわゆるアフリカ、そして黒人観へのアンチテーゼとしての色彩を含んでいるのかなと

それと、カリフォルニアのオークランドが舞台となっていたことは、黒人の解放運動を行っていたブラックパンサー党を指していることはまず間違いないので、黒人としての誇りを持って闘うスーパーヒーローの誕生はとても意味のあることかもしれませんね。

いずれにせよ、アメリカの映画館初めていったんですが、また行ってみたいですね!

ブラックパンサー・ザ・アルバム
オムニバス
ユニバーサル ミュージック
2018-02-28

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