アメリカ南部の大学で人種差別を目撃したなど

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みなさんご機嫌いかがでしょうか。明日は中間テストを兼ねた機械学習のプレゼンなんですが、資料も無事作り終えて発表の練習もしたので、このまま進みたいと思います。再来週にはコンピュータビジョンのレポートとペーパーもあるんで、今日はこっちもやってました。

さて、今日は白昼堂々人種差別を目撃してしまいました。チャリに乗ってキャンパスから家に帰る途中、前に二人組の黒人がいたので、追い越すわけにもいかず、のろのろ後ろをつけていたら、急に車道の車が停止しました。何事かなと思っていたら、運転手の女性 (40~50代のredneck)が窓を開けてその黒人にむかって大声でいわゆるfワードを叫び、その後、すぐに立ち去っていきました。


イメージはこんな感じです。怒鳴っていましたが、主婦っぽい小ぎれい(?)なかっこうをしていました。このイメージ画像は1963年のものですが、この時から50年以上も経っているのに何も変わっていないことにアメリカ南部の闇の深さを感じます。

最初はどうやら自分に向かって言われたのかな、あるいはパーキングロットが満杯で独り言を言っているのかなと思ったんですが、明らかに黒人たちの方を向いて行っていましたし、彼女の車が走り去った先でも黒人に向かって同じ言葉を吐いていたのが遠くから聞こえたので、おそらくターゲットは黒人でしょう。

車から暴言を吐く手法ってのはこっちではけっこうポピュラーみたいで、”yell out insults out of the car window” なんて言われたりします。車越しで歩行者に対して悪口言えば後は走り去るだけなんで危険も少ないしね。

てか人種が白人ってだけで他人に対して好きなだけ暴言を吐けるってのは、けっこうイージーな人生ですね。リアル・グランドセフト・オートっぽい。

一番驚いたのはfワードを叫んでいたのが、いわゆる活動家っぽくはなく、普通の主婦っぽかったことです。この言葉を叫ぶためにわざわざ大学まで足を運んだんでしょうか。教養のなさって言葉で片付けられるのかは不明ですが、こういう人たちが少なからずいるここアメリカ南部で生きていくのは楽じゃない、そう思った次第です。

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