日本の大学からアメリカの大学院進学を希望する場合、大学時代の専攻名や科目名には細心の注意を払った方がいいかも

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みなさんご機嫌いかがでしょうか。今日はアメリカの大学院進学準備として日本にいるうちに気を付けておくべきことをあげたいと思います。

大学の科目名については注意を払うべき

私は文系からSTEMの大学院に理転したため、学部長と相談して学部のpre-requisiteコースを受けることになったのですが、その際の履修免除科目の申請に若干てこずりました。

大学時代の英文成績表もって見せたのですが、成績表には数学基礎としか科目名が書いていないので、学部長が何を学んだか判断できないという事態が起こりました。これについて私は数学基礎って名前だけど、線形代数と微積分学んでたんですよ、と補足説明したところ納得していただいて、微積分のpre-requisiteコースはとらなくてよいことになりました。

また、統計学については成績表に統計学ときちんと記載してあったため、こちらもpre-requisiteコースの履修免除にしてもらいました。

逆に大学でデータ分析の授業を取っていたものの、エクセルVBAの授業だったので、こちらは学部長から単位互換を認められなかったものもあります。VBAはプログラミングとは言えないから、C++を学びなさいとのことでした。

日本の科目名だと、数学入門、数学基礎、数学応用あるいは数学Ⅰ、数学Ⅱと行ったように科目名では具体的に何を学んでいるか分からないものもございますので、できるだけ科目名だけで具体的に何をやっているかわかる科目名を履修した方がいいと思います。

例えば、放送大学の科目名で考えると、Javaプログラミング、自然言語処理、データベース、アルゴリズムとプログラミング、データ構造とプログラミングなどは非常にわかりやすい科目名ですが、教育のためのICT活用だと、これは教育学部の開講科目じゃないの?ってつっこまれかねないので、わかりやすさ重視で科目を選択した方がよろしいですね。

大学の学部名・専攻名にも注意を払ったほうがいい

コンピュータサイエンス学部や情報学部などは非常にわかりやすいですが、IT総合学部とかデジタルコミュニケーション学部ですと、具体的に何をやっていたか分かりづらく突っ込まれる可能性もございますので。たとえば、デジタルコミュニケーション学部って名前ですと、コンピュータグラフィックに重きを置いているのか、それともプログラミングに重きを置いているのか、はたまたビジネスに寄せているのか、この内容だけではわかりませんからね。現在、高校生の方で将来的にアメリカへの留学をお考えの方は、こういったリスクを避けた方が無難かなと思うので、わかりやすい学部名、専攻名の学部に行った方がよろしいかと思います。

いざというときに備えてシラバスを保管しておいた方がいいかも

シラバスを見れば授業内容がある程度把握できるので今後に備えてシラバスを保管しておく方が無難です。私は捨ててしまったので、履修証明をするのに手こずってしまうこともあります笑

ということで今日はこんな感じです!

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